管理人 > ライム=ライトさんが入室しました (10/24 21:01:04)

管理人 > オウガデスさんが入室しました (10/24 21:01:13)

オウガデス > ハッ、ハッ、ハックション!! (10/24 21:02:15)

ライム=ライト > 呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン♪ (10/24 21:02:18)

オウガデス > さあ、始めますか♪ (10/24 21:04:22)

ライム=ライト > ちょっと待て! (10/24 21:05:36)

ライム=ライト > ちょっと質問だ (10/24 21:06:39)

オウガデス > 何ですか? (10/24 21:06:53)

ライム=ライト > ピンきりってなんだ? (10/24 21:07:38)

オウガデス > "ピンキリ"ですか? (10/24 21:08:15)

ライム=ライト > 意味がわからんのだ (10/24 21:09:36)

オウガデス > ピンからキリまで様々なものがあるということですよ (10/24 21:11:42)

ライム=ライト > その「ピン」と「キリ」はなんなんだ! (10/24 21:12:24)

オウガデス > "ピン"は数字の1の事ですよ (10/24 21:13:19)

ライム=ライト > 何で1なんだ? (10/24 21:14:02)

オウガデス > サイコロで1のゾロ目が出たら"ピンゾロ"って言うでしょ♪ (10/24 21:15:19)

オウガデス > 漫才でもコンビを組まずに一人でする事をピンと言いますし (10/24 21:16:25)

ライム=ライト > じゃあキリはなんなんだ? (10/24 21:16:54)

オウガデス > "キリ"は花札の"桐"の事で12月の花の事です (10/24 21:18:29)

オウガデス > ですから"キリ"は12の事ですよ (10/24 21:19:03)

ライム=ライト > ということは「ピンからキリまである」は「1から12まである」という事か? (10/24 21:20:13)

オウガデス > 意味合いとしては"1月から12月までの色取り取りの季節の花がありますよ"という意味です (10/24 21:22:22)

オウガデス > それでは始めますか♪ (10/24 21:24:59)

ライム=ライト > お前の武器は何だ? (10/24 21:25:49)

ライム=ライト > えーと、俺の武器は「投げ鎌」だ (10/24 21:29:21)

オウガデス > 私の武器は"素手"です (10/24 21:31:28)

ライム=ライト > 場所はアムアム畑だ (10/24 21:32:31)

オウガデス > ライム農場ですね (10/24 21:33:09)

ライム=ライト > 天候は晴れ(記録係のドリーさんは適当に編集してくれ) (10/24 21:34:04)

オウガデス > 登場シーンから始めますよ (10/24 21:35:04)

ライム=ライト > じゃあ、スタート (10/24 21:35:22)

オウガデス > 天知る地知る人ぞ知る、お前の悪事を知っている (10/24 21:36:41)

オウガデス > 今日こそは私が貸しているお金を耳を揃えて返してもらいますよ (10/24 21:37:36)

ライム=ライト > 「借金するのはお金を使うからだ!使った金を俺が持ってるわけがねーだろ!」 (10/24 21:39:17)

オウガデス > 「だったら代わりにこの農場を戴きますよ」 (10/24 21:40:42)

ライム=ライト > 「悪から物を奪うなんてお前の方が大悪党じゃねーか」 (10/24 21:41:43)

オウガデス > 「にこにこローンのオウガデス、貸すときゃ笑うが追い込みでは泣かしますよ」 (10/24 21:43:12)

ライム=ライト > 「泣かせられるモンなら泣かせてみやがれ!」 (10/24 21:44:29)

ライム=ライト > ライムは収穫用の鎌を手に持ちオウガデスに襲い掛かった (10/24 21:45:04)

オウガデス > 慌てて避けるオウガデス (10/24 21:46:32)

オウガデス > 「暴力は反対です!」 (10/24 21:46:59)

ライム=ライト > 「お前を始末したら俺の畑の肥料になってもらうぞ」 (10/24 21:48:04)

ライム=ライト > ライムは目をぎらつかせながら鎌を振るう (10/24 21:49:26)

オウガデス > 「ふっ、私が一人でこんな所に来るとでも思っていたのですか?」 (10/24 21:50:32)

ライム=ライト > 「なに!」 (10/24 21:50:51)

ライム=ライト > ライムは驚き周囲を見渡した (10/24 21:51:50)

オウガデス > 「魔界獣さーん!」 (10/24 21:52:04)

オウガデス > アムアム畑から魔界獣が現れる (10/24 21:52:46)

オウガデス > それは巨大なゴーレムであった (10/24 21:53:49)

ライム=ライト > 「なんで俺の畑からこんなもんが出てくるんだー!」 (10/24 21:54:38)

オウガデス > 「このアムアム畑は私の畑になる予定ですよ、さあ、魔界獣フンガさん、やっておしまい!」 (10/24 21:56:09)

オウガデス > 「フンガー!!」 (10/24 21:56:29)

ライム=ライト > フンガは畑を踏み荒らしながらライムに迫った (10/24 21:57:15)

ライム=ライト > フンガの攻撃は単調で避けやすかったが、避けるたびにライムの精魂込めて作った作物が荒らされていく (10/24 21:58:47)

ライム=ライト > 「おい!やめろ!やめてくれ!」 (10/24 21:59:28)

オウガデス > 「ちょ、ちょっと!フンガさん、それ以上畑を荒らさないでくださいな・・・。」 (10/24 22:00:32)

オウガデス > 取り立てる畑をこれ以上荒らしてしまっては担保の代わりにはならないのでオウガデスは焦った (10/24 22:01:39)

ライム=ライト > オウガデスの命令に動きの止まるフンガ (10/24 22:02:26)

ライム=ライト > ライムはここぞとばかりにフンガの足に鎌で切りつける (10/24 22:03:15)

ライム=ライト > だが鉄で出来たフンガの身体には傷一つ付ける事が出来ない (10/24 22:04:32)

オウガデス > お互い打つ手が無くなっていた (10/24 22:05:15)

ライム=ライト > 動きの止まった両者に静寂が訪れる (10/24 22:05:55)

オウガデス > 「・・・・・。」 (10/24 22:06:06)

ライム=ライト > 「・・・・・。」 (10/24 22:06:15)

オウガデス > だが業を煮やしたライムが先に動く (10/24 22:07:01)

ライム=ライト > 「来い【かぐや】!」 (10/24 22:08:59)

ライム=ライト > ライムが呼んだのは竹の聖霊【かぐや】であった (10/24 22:09:45)

オウガデス > かぐやは目を擦りながら眠そうに現れる (10/24 22:11:00)

ライム=ライト > 「主人のピンチに何寝てんだ!早く準備しろ!戦うぞ!」 (10/24 22:12:01)

オウガデス > 「わらわは眠いぞよ」 (10/24 22:12:43)

ライム=ライト > 「いいから、ほら、例のアレよこせ!」 (10/24 22:13:45)

ライム=ライト > ライムは【かぐや】を竹筒に変化させフンガに投げつける (10/24 22:14:39)

ライム=ライト > フンガに当たった竹筒は割れて中から煙が吹き出した (10/24 22:15:50)

オウガデス > その煙は呪竜の邪気を含んだ煙であらゆる鉄を溶かす効果があった (10/24 22:16:59)

オウガデス > 「フンガー!!」 (10/24 22:17:23)

オウガデス > 鉄の巨人が苦悶の雄たけびを上げて溶けていく (10/24 22:18:00)

ライム=ライト > 「よし!これで形勢逆転だな♪」 (10/24 22:19:04)

ライム=ライト > 竹槍に変化した【かぐや】を手にしてオウガデスに突きかかった (10/24 22:21:24)

オウガデス > ライムの突きをかわしきれないオウガデスは右肩を負傷する (10/24 22:23:06)

オウガデス > 「あいたっ!やりましたねライムさん!」 (10/24 22:24:16)

ライム=ライト > 肩を傷つけながらも余裕の笑みを浮かべるオウガデス (10/24 22:25:26)

オウガデス > 「さすらいの用心棒、魔界獣ガンス召喚!」 (10/24 22:28:14)

オウガデス > オウガデスは素早く印を結び呪文を唱える (10/24 22:28:43)

ライム=ライト > すると魔法陣が出現し、そこから狼の姿をした魔界獣が飛び出してきた (10/24 22:30:38)

オウガデス > 薄氷色の体毛をしたガンスは鋭い爪でライムに襲いかかる (10/24 22:32:08)

ライム=ライト > 「ぐわっ!」 (10/24 22:33:10)

ライム=ライト > ライムの両腕から血飛沫が上がり竹槍を地に落としてしまう (10/24 22:34:31)

オウガデス > そしてライムの傷口が徐々に凍っていった (10/24 22:35:42)

ライム=ライト > 「くっ、動けねえ!」 (10/24 22:36:48)

ライム=ライト > 傷口から拡がっていき全身を凍らされたライムは身動き一つ取れない (10/24 22:38:15)

オウガデス > 「ライムさん、まいったと言えば許してあげますよ♪」 (10/24 22:38:57)

ライム=ライト > 「・・・・・・。」 (10/24 22:39:30)

オウガデス > 「強情ですね、観念すれば借金の方ももう少し待ってあげても良いのですよ」 (10/24 22:43:44)

ライム=ライト > 「・・・・・・。」 (10/24 22:44:11)

オウガデス > 「おや?」 (10/24 22:44:51)

ライム=ライト > 「・・・・・・。」 (10/24 22:45:09)

オウガデス > 「もしかして?」 (10/24 22:45:27)

ライム=ライト > 「・・・・・。」 (10/24 22:45:39)

オウガデス > 「ライムさん凍って喋れないのですか?」 (10/24 22:47:10)

ライム=ライト > 不安になったオウガデスは動かないライムに不用意に近づいてしまった (10/24 22:48:26)

ライム=ライト > グサッ!! (10/24 22:48:49)

ライム=ライト > 地に落ちたはずの竹槍が、伸びてオウガデスの身体を突き抜ける (10/24 22:50:00)

オウガデス > 「し、しまった!」 (10/24 22:51:14)

オウガデス > 地に崩れ落ち意識を失うオウガデス (10/24 22:52:58)

オウガデス > その傍らで勝利にほくそ笑むライム (10/24 22:54:40)

ライム=ライト > 「くっくっくっ、オウガデス、油断したお前が悪いんだよ」 (10/24 22:55:50)

ライム=ライト > 「これで借金はチャラ、うるさい奴も畑の養分になる事だし、今日は良い事尽くめだな♪」 (10/24 22:58:00)

オウガデス > 悦に浸るライムだが重大な事を忘れていた (10/24 22:58:52)

ライム=ライト > 「・・・・・あれ?か、身体が動かないぞ、何でだ!」 (10/24 22:59:56)

ライム=ライト > 身体が凍ったままで動けないライム (10/24 23:00:33)

ライム=ライト > 「おい!なんて事だ!くたばったら自由になるのが常識じゃないのか!」 (10/24 23:02:00)

オウガデス > どんなに足掻いても指先一つ動かせなかった (10/24 23:03:07)

ライム=ライト > 「おい!起きろ!起きるんだオウガデス!」 (10/24 23:05:03)

オウガデス > 「・・・・・・。」 (10/24 23:05:21)

ライム=ライト > 「畜生、俺は一生このまま畑の案山子として生きていかなきゃならないのか?」 (10/24 23:06:24)

オウガデス > 呆然とするライム、だが突然オウガデスの身体が燃え上がり、その炎の中から一つの影が飛び出した (10/24 23:09:33)

オウガデス > 「遠けき者は音に聞け!近けき者は目にも見よ!魔界よりの使者オウガデス推参!」 (10/24 23:11:35)

オウガデス > 炎の魔界獣ザマスの背に乗ったオウガデスが現れた (10/24 23:12:35)

ライム=ライト > 「ピンピンしてるじゃねえか!」 (10/24 23:13:29)

オウガデス > 「ライムさんと戦っていたらキリが無いのでこの辺で終わらせますよ♪」 (10/24 23:15:14)

オウガデス > 赤い炎を纏った蝙蝠の魔界獣ザマスはライムめがけて突進する (10/24 23:17:17)

ライム=ライト > 成す術の無いライムは覚悟を決めザマスの突撃をくらう (10/24 23:18:55)

ライム=ライト > そして業火に捲かれたライムは焼け爛れた服と共に地面に倒れこむ (10/24 23:21:03)

オウガデス > 「うむ、満足です♪」 (10/24 23:21:44)

オウガデス > 勝利を確信したオウガデスはザマスに乗って帰っていった (10/24 23:22:41)

ライム=ライト > ・・・・・・・・。 (10/24 23:23:14)

オウガデス > 戦場に取り残された魔界獣ガンスはライムと共に涙を流していた (10/24 23:25:03)

ライム=ライト > おしまい (10/24 23:25:14)

オウガデス > どうも有難う御座いました (10/24 23:26:32)

●おしまい●