え？眠れないのですか？ 夜更かしは体に毒ですよ。明日も早いんでしょう？ ゆっくり寝なくてはダメですよ。 ……。 もう。仕方ないですね。 では、昔話をしてあげましょうね。 ずっと昔のお話、私がまたここに来たばかりの頃のお話。 ほら。明かりを消して、横になってください。 では、何からお話しましょうね…？
私がこの地に来たのは去年の文月の始め。 もう一年以上も前ですね。 そのころは、この国もこの世界も、今とは全然違ったのですよ？ 世界が出来て二つの月が過ぎ、段々それぞれの国が位置付けを確立しつつあったころですね。 その頃のヘルハンプールは小さな小さな国でした。 今とは比べ物にならないほど、知名度も低かったんですよね（笑） 実はそれが入国理由でもあったんですけれど。 だから今の発展ぶりに、当時を知ってる方からはよくお誉めの言葉をもらったりもしますよ。
入ったばかりで何をしたらいいのか解らないのは私も同じでしたね。 とりあえず、会議室でご挨拶。これも王道ですね（笑） そのころの会議室は、なんていうかまだ国を組み立てる段階でした。 私が入る少し前に「ヘルハンプール公国」という国名が決まったようで。そんなスレッドもたってました。 あとは、役職者を決めたり、国のキャッチフレーズを決めたり、国政指針を決めたり。 手作りっていうのも変な感じですけれど、皆で少しずつ手探りで、国づくりをしてる感じが、とてもほっとする雰囲気でした。 ちょうどこのころ大聖堂で立てていた勧誘スレッドは、何か時間の経過が見えて面白かったりしましたよ（笑）
このころはシステム的にも、なーんにもなかったですね。 コロシアムやショップ（個人、システムともに）はもちろん、ペットも無意味でしたし、同居すらできなかったんですよね。 王宮コマンドも不完全でした。 けど、それより致命的だったのが、サーバーの重さ。 勤務に３０分かかるっていったら、信じられませんよね？（笑） でも事実だったんですよね。 ボタンを押しても押しても。アース様が出てこられて「接続できません」って。 だからアース様は皆から憎まれていたりするんですね（笑）
なーんにも無かったこの頃、皆はどうやって遊んでたのでしょう？ 何もなかったから逆に、自分達で楽しむ方法を、一生懸命模索してたんですよね。 多かったのは…「なんちゃって」ショップでしょうか？ 今のように実際のアイテムを売買はできないのですけれど、伝言のやりとりで、お店をRPしたり。 占い屋なんていうものもありましたね。 私は誕生石の紹介なんてやってましたよ（笑） このころはサテライトを使ったイベントがとても多かったですね
つまりは、参加者が各個人でHPを作って、そこでイベントを行うんです。 もともとはKOCが重くてKOC内での交流がスムーズに行われないため、外部に交流場所を設置したような感じでしょうか？ このころは携帯参加者はいなかったので、画像やスペックの問題に気兼ねなく出来たので、多くのサテライトサイトが出来ました。 結婚式場や教会なんかは、今でも多数あるでしょう。 そして沢山イベントがありましたね。 ミスORミスターネバーランド、私も出たことあります（笑） ヘルハンプールでも、恋愛祭りなんてやったんですよ
KOCがコミュニケーションゲームだと言われる由来ですね。 当時、本当に勤務ボタンを押すだけの世界で、皆はこうやって楽しむ方法を模索していったんです。 今より何もない世界でしたけれど、とても楽しかったですよ？ 本当に手作りの世界でしたね…。 ……？ もう眠ってしまいました？ では、続きは明日にしましょうね。 明日は…もっと、国や戦争のお話をしましょうか？
このころは、大聖堂は一つしかありませんでしたし、会議室のログも最大５０スレッドまでだったんですよ。 重いのもあいまって、激流でしたね。 しかも重くて最後まで読んで貰えない事もあったので、勧誘スレッドなどは、スレ頭でいかに多くの事を伝えるか、ひねりにひねったものです（笑） では、おやすみなさいね
さて。では今夜のお話をしましょうね。 話が終わったら、ちゃんと眠るんですよ？ 今日は国や戦争のお話。 一年も前は、どの国もまだ作りかけの状態でした。骨組みをつくって、外回りをつくって…誰もが、そんな作業を楽しんでいた時期でした。 どんな特色の国にしよう。 どうやって楽しもう。 何を目指そう？ 考えることもやることも、沢山ありましたよ だから特になんでしょうね。 この頃は戦争が起こるたびにひどく荒れました。
たしかに、そうやって作った国の組織を潰されてしまうのは、潰される側にとっては苦痛だったでしょうね。 この頃は「陥落したらKOCやめる」というような事までよくよく公言されていました。 だから、各国の重鎮の方はとても苦労なさったと思いますよ。 もちろん、所詮ゲームで…って言ってしまえばそれまでなのですが、事実こういう思いを抱いてしまう方がいるのですから。 だから私なんかも必死で頑張ったんですよね（笑）
当時は、それほど国家という形のコミュニティが重要だったんですよね。 形ばかりかもしれませんけれど、重要だったりします。 多くの特色ある国家がありましたね。 平和主義国家、軍事国家、専守防衛国家、王政、帝政、民主制。 中身を見ればもっとあります。 異種族の国、アース神抹殺を掲げる国、テンプルメイドがいる国（笑） 今よりずっと各国の個性って際立っていましたね。 それも作りたての特色なのでしょう（笑）
今とはずいぶん違うでしょう？ このころは一つ戦争がおこる、一つ国が滅びる、一つ新しい国ができるという事が、とても重大な事でした。 上手くお話できていればいいのですけれど…。 うん？…ダメですよ。今日はもうおしまい。 また明日お話ししましょうね。 時間はたくさんあるのですから。 明日も、明後日も… きっと、ね
人の揉め事は昔から変わらないもので、 つい最近問題になった裏キャラ問題や、PCとPLの関係というのも、この頃から揉めていました。 裏キャラなどは、この頃はもっと酷かったですね。 この頃は、フリータイプのキャラでもしっかり勤務値がでたんです。 だから裏キャラなんて作り放題だったんですね。 あとはスパイとか。まだ会議室の機密の幻想はもたれていました。 でも、揉め事もネガティブなだけのものでもないのですよ？ フリータイプでの勤務値を０にしようと言ったのは、初の敗戦国の提案だったそうです。こういった揉め事から、よい提案も生まれるんですね ざんねんながら、完全な解決はいまだなされていませんけれど
当時の流行でもお話しましょうか？ 前にも言ったとおり、大聖堂には憩いの間も外交の間も区別なく、一つでした。だから、いろいろな人が出入りしていましたね。 記憶にある楽しかったスレッドを紹介しますね。 ■詩人の酒場。 名前のとおりですね（笑） 詩人さんが集まって、詩を披露したり、詩を通して交流するスレッドです。 結構LVも高くて楽しめましたよ。 詩人ギルドというものがあって、活動も盛んでしたね。
■名前でつながるエトセトラ これは最近までありましたね。 始めは名前のしりとりだったとおもいます。「ん」の人は参加不可？（笑） 最近は、「あ」から５０音順にその文字を頭に持つ人が名乗っていくスレッドでしたね。 私は「あいなぎ」なので「順番が来る前に流れた」ことはないのですが「見つけたらもう終わってた」ことは多々です（ＴＴ） ■ラヴです♪スレッド ウマリー発祥の挨拶ですね（笑） 世界をラヴで満たそうの志により（？）とにかくスレッドにてラヴを円満させていました（笑） 感謝している人、愛する人、家族、友達。いろいろな人に対してラヴを叫ぶのですね（笑
■しっと団 恋人がいない漢達の団体、「しっと団」です（笑） ラヴ系スレッドにて破壊活動したり恋人と同居している家へ容赦なく襲撃をかける集団ですね（笑） 規模はかなりのものでした（笑） 反ラヴと違うのは、あくまでラヴを求めているところです（爆死） ■マジカル☆キュート マリアンルージュのアイドルユニットです。 今アイドルはインフレしてますけど（汗）今いるアイドルさんたちより一線越えた存在でした。 スレッドでお題を出しそれで来た相談や体験談に対し、メンバーがおのおのの価値観においての返答する、そんな番組をしていました。
さて。 今日はこんなところでしょうか。 私の記憶も曖昧ですし、話すのはあまり上手ではないのでうまく伝わらないかもしれませんけれど。 おやすみなさい。 また、明日お会いしましょう。 明日は、どんなお話をしましょうか、ね？
さてさて。また、夜がきましたね そんなに急かさなくても、ちゃんとお話しますよ？ 今日はどんなお話が聞きたいですか？ ……そうですね。 では、このヘルハンプールのお話を詳しくしましょうか。 昔のヘルハンプールは、この前お話したとおり、小さな国でした。 戦闘国家の外交官に、面と向って「マイナーだから狙い目」と言われるくらい（涙） けれど、それだけ意欲的な人も集まっていたんですよね。 この小さな国を、大きい国にしよう、誰からも注目されるような国にしようって。
それだから、いろいろ考えたんですよ。 まず、何故ヘルハンプールは国民数が少ないんだろうって。 国民数が多い国とは、何が違うんだろうって。 国民数の多さにはいろいろ理由がありますよね。 戦争をやっている国はやっぱり増加率が激しいです。 あと、ゲームで有名な国や、人気のあるキャラクターの国は、やっぱりKOCでも人気ですね。 で、そういった面を見た時に、ヘルハンプールってとっても不利でした（苦笑 こういう不可効力的なものは，仕方ないです。 なら、どうすればいいんだろう？ 皆でいろいろ案を出し合ったんですよね
どうしても入ってくる国民数が少ないというのなら、 なら、入ってきた人がヘルハンプールを気に入ってくれて、KOCを気に入ってくれれば…つまり、入ってくる人が少ないなら、出て行く人を減らそうって。 ＫＯＣって、始めはなかなか楽しみ方がつかめないゲームですよね。 だから、そのお手伝いをしようって。 ヘルハンプールに来てくれた人が、このゲームを楽しんでもらえるように、頑張ろうって。 皆…今も、覚えているかなぁ？
そのために、協力しあって、いろいろしました。 あいさつスレッドがあったら、スレッドのレスだけでなくて、自宅にも挨拶にいこう、とか。 今のように国民表なんて便利なものはなかった頃ですから、手分けしてネバーランド中を回ってヘルハンプール国民さんを探したり。 会議室に顔を出さない人に、こまめに挨拶伝言をしたりもしてました。 チャットへも誘ったり、新規の人が参加しやすいように、 新人歓迎会や企画チャットなんかも開いていたんですよね もちろん、会議室にも定期的に意見を聞くスレッドや、イベントスレッドも工夫して出していました。 なるべく内輪にならないように、気遣いも忘れていませんでしたね。
けれどもちろん、何でもスムーズに進んだわけではないですよ？ もちろん、こういった事が効をなして、今のヘルハンプールがあるんです。 けれどその過程には、いろいろなトラブルや問題点、揉め事もあったんですよね。 …さて。 その辺りのお話しは、また明日しましょうね。 ほら、もうこんな時間ですから。 ゆっくりおやすみなさい、ね…？
はいはい、今日のお話しですね。 今日は何のお話でしたっけ？ ああ、ヘルハンプールで起きた事件のお話ですね。 そうですね…前にお話した活動をする中でも、いろいろ困った事があったんですよ。 まず、おうち周り。 この頃は、伝言しても帰ってこないって事がとても多くありました。 初期は今みたいに定期的な「放置キャラ削除」が行われていなかったんですよね。そういう人がそのままになっていたり。 もちろん、返事を返してくれる人もいますけれど、空振り多いとやはりやる気もそがれてしまいますしね。 それに、今のようなリストもなかったので、おうち探しは手作業でした。
あとは…そうですねえ。やっぱり、皆に国政に興味をもってもらいたいなって。 民主主義の弱点は、たくさんの人に興味を持って頂かないと動けないんですよね。けれど、国政関係への発言の少なさは当時はいろいろ問題でしたよ。 そう言った事から、革命？なんかも起きましたね（笑） 「今の状態は、民主主義を言い訳にしているだけ」だって。 国民の意思だから、国民のためだから…そう言って責任逃避をしているって。 その方は少々やり方が短絡的でしたので支持を集める事はできませんでした。 けれど、その言葉を否定できる状態が今もあるのか、そして今後もありつづけるのか…それは、重要な課題ですよね
他も…やはり、民主主義ですから、国は皆でつくらなければいけない。 けれどその一方、やはり役職者には役職者の責任があるんですよね。 そのあたりでも問題が起きたりしましたね。 民主主義という舞台のもと、役職者、国王がなすべき事は何か。 そして、役職をもたない方がなすべき事は何か。 それも、課題ですね。 あとは…こうした不満や問題点を打ち出しにくい空気でしょうか。 問題を問題だと言えない、ダメなものをダメと言えない。 これは同時にそれを解決をするチャンスも失う事になってしまいます。 多くの国は、こうした事にぶつかって、成長しているのですよね
これらの中には今は解決したものもあれば、未解決のものもあります。 一時は解決しながら、また発生しているものもあります。 ですけど、結果が出なかったとしても、そこから得るものは有るんですよね。 どうか、皆にそうあって欲しいものです。 さて。今日はここまで。 明日はもう少し楽しいお話をしましょうね。 そうですね、ヘルハンプールで行ったイベントについては、どうですか？
さあ、今日のお話しですね。 今日はこの国で行ったイベントのお話でしたっけ。 イベントといっても、大から小までさまざまですよね。 幸い、時間はありますから、たくさんお話しましょうね。 だって、明日の夜も、明後日の夜もあるんですから。 まず、交流会でしょうか？ 当時の同盟国で一番なかのよかったフェリアス王国とは、一時期は月一で交流会をしていたのですよね。 もちろん、チャットでのお話が主で。この国とはずいぶん気風の違う国で、とても楽しかったですよ。 国王のセーガ様もとっても可愛い人で、記念写真なんかとったり、お互いの名物を紹介しあったり、楽しかったですｗ
あとは…大富豪大会。 これは実はフェリアスの受け売り（笑）だったりします。 オンラインで大富豪が出来るソフトを使って、大富豪大会を開きました。国対抗でね。国内でも結構やったんですよ。 あと…企画チャット。 前にもちょっとお話しましたっけ？ 軍師さまの企画の肉チャット…焼肉ですね。や、いただきものでやったおでんチャットなんか、ありましたね。 チャットでみんなで焼肉したんです（ｗ 鍋チャットでは、皆変なものを入れたがって大変だったんですよ？
あと、イベントとは少し違うかな？ ちょっと触りだけ言った特産物ですけれど、これも皆で考えたんですよね。 ヘルハンプールの特産物を考えようって。 ヘルハンプールって、公式では麦と銅なんですって。 だから、半裸ビールとか（笑） あと…お妾草とか、後宮とかですか？ 何となく、意図して作った特色より自然にできた特色の方が長生きなんですね。そんなものでしょうけれどね あと…クリスマスイベント、バレンタインイベント、雪合戦。 いろいろなイベントスレッドがありましたね。 雪合戦では私埋められちゃいましたし（笑
こういうイベントスレッド系は、主に当時内政官筆頭のカーナさんが立ち上げと管理をしてくださってました。 誰でも参加しやすいように、とても気を使って運営してくださいましたよ。 私も一個あげましたね。子供の日スレッド 不在になってしまって管理しきれませんでしたけれど（汗） だからね。 食べ物に異物混入するのは、やめましょうね？ …ふあ。 ちょっと疲れちゃいましたね。 まだまだありますけれど、続きは明日にしましょうか。 私だって眠いんですからね？ 今日は、お休みなさい。 では、また明日、ね…
さて、ちょっと日にちがたってしまいましたね。 今日のお話の時間ですよ。 たしか、イベントの続きでしたね。 ヘルハンプールでは一度、全国規模で大きなお祭りをやったことがあるんですよ。 恋愛祭りってね（笑） 愛し合う恋人たちや、恋人との出会いを求める人達のためのお祭りです。 ヘルハンプールでも、対外アピールのために、皆で何かしようって話になりましてね。 恋愛大国（らしい）我が国では、それに関するお祭りをしようって事になったんですよ。
内容は… 恋愛に関する俳句をつくったり、あと大声大会？（笑） それに、自分を誉めてあげましょうコーナーや、ラブレターの宅配サービスなんていうものもありました。 そして、目玉はチャットをつかったねるとんですね（笑） いくつかの部屋に男女を分けて、ねるとんをしたりしたんですよ。 各国から参加希望者が集まってくださいましたね。 ＨＰはうにたんさんが作ってくださって。 司会や宣伝、管理なんかは有志を募って皆で分担して行いました。 今はＨＰやその他の（謎）問題で開催は難しいですが、似たような事はまたやってみたいですね
皆で協力して大きな事をやるって、とても楽しかったですよ。 また、いつか、できるときがあればいいですね。 いろんな国の人たちと、お祭り…なんてね。 では、今日のお話はそろそろおしまい。 また今度・・お会いしましょうね
あげますね^^ 関係ないですがフェイスはこの世界の色んなお話を聞けば聞くほど、 もっともっと以前から見てみたかったなって凄い思います。 適度な緊張感のある状態の…その頃この世界を楽しみたかったな。
あはは、お久しぶりになってしまいましたね（笑） ごめんなさい。 他…そうですね。だんだんお話することも、なくなってきちゃいまいｓた。 どんなお話がいいですか？ ……。 …そうですねえ。 仲がよかった国のお話でも、しましょうか。 まず、砂漠の国ジャピトスにあった、アーカム。 前にお話しした『テンプルメイド』がいる国ですね（笑） 私が外交官になる前より、この国とは同盟国でした。
エドワード様、ツァリーア様と二代に渡って治めていらした国です。 エドワード様とは私はあまり交流がありませんでしたが、ツァリーア様は優しくて、可愛らしい方でした。いきなり少年になったり（爆） アーカムは昨年１１月に、ゼア帝国の攻撃により滅亡しました。 その時、私達は何ら手を差し伸べることはできませんでした。 他の脅威に向っていた事もあります。 が、何より勝ち目のない戦いに我が国を狩り出すまいとするアーカムの厚意によって。 ヘルハンプールは義理はたてる国だと、誇りにしていた方には申し訳ないですよね。 けれど、こんな過去もあったんですよ。本当は。
さて。今日はここまで。 ちょっと短いかな。ごめんなさい。 明日はまた、別の国を紹介しましょうね。 今日は、もう、おやすみなさい。 …今度は間をあけないようにしますね（爆）
さてさて。もうすぐお休みの時間ですね。 今日は…では、フェリアスのお話にしましょうか。 フェリアスも私が外交官をやる前から、国交のあった国です。 交流会も行われてたらしく、昔から国交が盛んだったようですね。 前にもお話しましたが、この国とは幾度も交流会を開いていました。 フェリアスはセーガ様の統治のもと発展した、とても大きな国ですね。 穏やかな国風で、皆のんびり楽しく過ごしているような印象があります。
公式ＨＰもとても大きくて（管理人さんは過労だったらしいですが（爆）） いくつもあったチャットも、何処も毎晩にぎわっていました。 文化面でもカジノや映画館などあって、とても発達していましたね。 けど、フェリアスのすごいところは、ただ「楽しむ」だけではなくきちんと締めるところは締めているところですね。 戦争は好まずとも，戦うべきところは心得てる。戦うといっても、剣を振るうだけが戦いではないと、解っている。そんな国でした。
昔外交官を努めていたラウディアさん、白羽さんにも、とてもお世話になりました。 他国の方ですが、ヘルハンプールが今まで存続できたのは、この方達のお力も大きく影響しています。 団結力の強さも特筆すべきところでしょう。 テンガイ氏の独断開戦時の降伏スレッドは、記憶にも新しいと思います。 あれだけ団結して国民の一人一人がきちんと大聖堂で意思表示できる国は、他にないと思います。
フェリアスは優しい人が多い国です。革命がいくどか起こってますけど、酷く荒れる事も無く終結しているようですしね。 その分、弾け気味の人には物足りないかもしれませんけれど（笑） 安らげる国だと思います。 ふぅ。久しぶりに長くしゃべっちゃったかな？ 喉が渇いちゃいましたね。 うん？欲しいんですか？ じゃあ、牛乳、あっためてあげますね。 飲み終わったら、ちゃんと寝るんですよ？
さて。今日のお話しですね。 仲のよかった国。そうですねえ。次はどの国にしましょうか。 仲のいい国って変なもので、同盟国でも疎遠な国もあれば、条約面ではまったく国交がなくても仲良しな国というのもあるんですよね。 そうですね。ではベミナパのお話しにしましょうか。 ベミナパは、どちらかというとあまり盛んに交流はしなかった国ですね。 国交があったことを意外に思う方もいらっしゃるんじゃないでしょうか？ でもこの国も、私が外交官になる前から、同盟国だったんですよ。 「正統闇エルフ王国」 ベミナパは闇エルフによってたてられた、闇エルフのための国がある地です。
王様とはあまり交流はありませんでしたけど、外交官のプリアティーズさんとは、いろいろお話ししました。 国としての交流は…一度軍事演習をしたくらいだったかな。 「病みエルフ菌」を巻かれた覚えがあります（爆） けど、私や…当時補佐をお願いしていたグアドラ君はチャットに遊びに入ったりもしていましたね。 「病みエルフ団」の団長さんにはとても素晴らしい「奥義」を見せていただきました（笑） どんな奥義かは…ん、お休み前ですから、やめましょうね（笑）
ベミナパとの国交は…年末、ネヴァーランド大戦の直前にベルヌーブの侵攻を受け…マリアンルージュとフェリアスの仲介で停戦したのですが、そこで一時の区切りを迎えました。 この時も…結果として、ベミナパを支援はしなかったのですよね（苦笑） 当時一時的に同盟を凍結していた事、和平交渉に入っていたこと、いろんな国が間に入って混乱した事（爆）さまざまありますが…。 ともあれ、ベルヌーブの監視下（？）に入った後も病み…もとい闇エルフの国という国体を守ったまま、現在にいたっています。 こういう極端な個性の国も面白いですね
ふぅ。 思い出すと…覚えてない事って、意外とあるものですね。 忘れたい事もたくさんありますね。 けど、また明日もお話しを聞いてくださいね。 それがどんなものでも…誇るべきものでも、恥ずべきものであったとしても…。 過去があるから、今があるんですよ。 もう入なくなってしまった人、無くなってしまったもの、変わってしまったもの…たくさんあります。 それらが、どうか皆の記憶として、いつまでも残りますように おやすみなさい
悠里ちゃんと出会ったのは 和泉ちゃんつながりだったのよね 思い出しました 悠里ちゃんと次に出会ったのは あたしがアイドル時代、マジカル☆キュートなんて覚えてる人 ほとんどいないでしょうけど、これでもアイドルだったのよｗ ヘルハンプール主催の 第１回ねるとん祭りに、ゲスト参加しませんかっていう そんな依頼をもってきたんじゃなかったっけ？
うんうん、思い出したわｗ あたしはそこで、たくさんの重要な出会いができました。 そう、本当にいろんな出会い… でもって悠里ちゃんはセーラー国王にアタックしたんだっけ？ｗ なんだか、そこだけ既に気温が違ったって 同じ会場にいた人が言ってたわよｗ お〜〜〜 あっついのぉって♪ うちの前の国王のちゃちゃ、あれがネウガードの夕絶ちゃん（前の外交官） とであってラブラブだったのもそういえば ねるとん祭りｗ なんだかすごく重要な出会いをたくさんくれました また開かないの？ｗ
あのころは、ネバーランドは、なんというか重かったわねｗ 掲示板とか大変で ねるとん祭りの実況中継、すごく大変そうでしたｗ そのあと悠里ちゃんと会ったときは あたしゃあマリアンルージュの女王で 悠里ちゃんはヘルハンプールの外交官で セーラー国王のお嫁さんｗ でもあのころは 世界は不安な方向に向かっていましたね そう 嵐の前のような…
平和主義とかそういうのじゃなくて ココまでみんなで作ってきたものを守りたかっただけなのよね 悠里ちゃんもそういう気持ちだったのかな？ あたしは、国というコミュニティを簡単に考えて あっさりとつぶしていく侵略国家が大嫌いだったの ココまで作り上げた人のことを考えないで ゲームだからっていう理由だけで人の営みをきれいに否定する そんなのに立ち向かいたかったのねぇ 悠里ちゃんも、つらい決断を何度も経験したのでしょうね。 なすすべも無くて滅びる国家を眺める日々は 本当につらかったし悲しかった… でも、いっしょに戦う仲間もたくさんできたのは嬉しかったわ それは今も思う正直な気持ち
億の言葉を費やそうとも語り尽くせない あの、大切な日々 今になってそう思えるのはなぜなのかしら？ｗ 確かに自分なのに思い出せないこと 思い出したくないこと 忘れられないこと 人、思い出、つながり… 悠里ちゃんとは、年末大戦以後は あまり話がなくなっちゃったわね マリアンルージュはことぶき同盟を結成するものの あたしは、流れについていけなくて 国王を辞めて いろいろ、いろいろあって でも、悠里ちゃんと共有できた時間は あたしにとっての宝物ｗ おやすみなさい、悠里ちゃん…
最後に、もう一度だけでいいから… 悠里ちゃんの声が聞きたいな…
もう残された時間も少なくなってきましたね。 さて。私が仮想の世界から目覚めるまで、 もう少しだけお付き合い下さいませ。 最期はどんなお話にしましょうか？ この仮想の世界の話にしましょうか。 この世界は仮想のものでしかありません。 いずれは誰もが目覚めの時を迎えます。 だから、この仮想の世界の中で本気で怒りを覚えたり、悲しんだり 苦痛を味わう必要なんてこれっぽっちも無いんですよね。 だから常々聞きます「ゲームなんだから」「ＰＣなんだから」って。
それはその通りです。 けど、仮想である事の意味ってそれだけじゃないと思うんです。 仮想。現実ではなく、いつかは消えてなくなってしまう、 かりそめのもの。 けれどその中だから成せる事もあり、 その中だから得られるものもあると思ってます。 仮想の世界だから、真っ直ぐに人を信じるのもよいではないですか 仮想の世界だから、友達の為に全てを投げ出すのもよいではないですか 仮想の世界だから、子供のような純粋さと潔癖さで生きるのもよいではないですか 仮想の世界だから、頑ななまでに信念を通すのもよいではないですか 仮想の世界だから、永遠という約束を永遠に守るのもよいではないですか
ここは仮想の世界。失敗してもやり直しは出来るんですから。 言葉にすれば簡単なもの、でも現実には薄れてしまう言葉 せめてかりそめの世界ではそれを成したいと思いました。 そうしてどうするのかと言えば、 守りたいものがあって、それは国であり絆であり私自身の誇りです。 国を守ると言っても、単純に国名にヘルハンプール公国と記され、 国王にセーラーという名前があればいいと言うわけではなく。 その形が無くなり、仮想の歴史の中でその名が消え失せ、 人の記憶の中から葬り去られても 後の世界にもひっそりとその遺影が息づいているように ただそっと、その国が確かに在り、そこに皆がいたという 確かな痕跡が残されるように
そう思えば死地にも見える場所へも幾度も赴けたし それで信じて付いてきてくれた皆が嬉しかった。 ただ国の名前を守る為に在るより、 存在を守る為にある国で在りたかった。 時にはずるい事もしましたけどね。 ただ、どうあるべきかはずっと悩みつづけて そうして選んだ道に、導いてきました。 カイゼル戦役で皆から頂いたメール、まだとってあります その後の外交も、何かあるたびそれを読み返していました どの道が皆が望んでいる道なのか、 どんな姿がヘルハンプールらしい在り方なのか。 それを見ても、唯一無二の結論なんて出ませんでした。
だから民意だなんて安直には言えません。 簡単に使っていい言葉ではないと思っていました。 どうすればいいか常に悩んで、今に至ります。 それで迎えた結果としては、現状は満足しています。 戦い抜いた先での結末であったと私は思っています。 結果として降伏の道を辿りましたけど 私はその降伏したという結末も含め、 ヘルハンプールの歴史に誇りを持っていますから 仮想の世界でばかばかしいって思うかも知れませんけど、 仮想の世界だからこそここまで馬鹿正直になるのも 悪くないと思ってます
話がそれましたね。 ただ、姿を変えても失おうとも生き続ける… そんな国であり続けたいと願い、 そして私自身もそういう人間であれたらと思いました。 だからこの仮想の世界で 馬鹿馬鹿しいくらい言葉に忠実に生きてきたつもりです。 そういう存在であった事が残るようにと 仮想の世界では相手に触れる事も抱きしめる事もできません。 だからこそ言葉を大事にして欲しい。 一言一言を、大切にして欲しい。そう思います。 『かりそめであるから、構わない』そうは言いますが、 けどそれ以上にかりそめだからこそ守りたい事もあると思います。
うわべの責任や理解の言葉は、 ごまかしたつもりでも周囲には解ってしまうもの。 言葉のみがコミュニケーションを支配する世界で 発する言葉そのものに疑念を抱かれたその人は、 もう死んでしまっていると変わりません。 お礼や謝罪の言葉すら、誰にも聞いてはもらえないのですから。 言葉が必ずしも真実ではない事は、 現実を生きるものでしたら誰もが知るところです そしてこの仮想の世界は、 その不確かなもののみで作られ保たれる 危うく儚い世界でもあります。
不確かな前提があるからこそ、誠実でありたいと願います。 仮想の世界をまったくの無にしないために たとえ全ての人が長い夢から目覚めたとしても 仮想の世界で築き上げたものの面影が 何処かで静かに生き続けるように そして、この国が、この世界が生き続ける事が出来るかどうかは、 この世界が消えるその直前までの在り方に関わっています。 まだ、この先次第なのですよね。 長く長く続くこれから決る事です。
本当はこのお話も今日の日の為に始めたのですよね。 今日までのカウントダウンでした。 途中さぼっちゃいましたけど（苦笑） 語りきる事は出来ませんでしたが、 私が消える前に私が得たものを多くの人に伝える為に。 私の夢はここで終わります。 けれど貴方の夢も仮想の世界も、まだ長く続くでしょう。 私は先に行っていますね。 貴方はどうか、この仮想の世界の中で確かに「在る」存在でいてください。 それでは、お元気で。 さようなら |